クレヨンしんちゃんの作者さんが行方不明だという。
山で遭難されたのではないかということ。
クレヨンしんちゃんといえば韓国でも子供たちのあいだで
すごい人気のキャラクターである。
ほとんど毎日のようにテレビで放映している。
まあ、韓国で放映されているほとんどのアニメが日本のものだが。
韓国でのしんちゃんの名前はチャング。
いちおうみんな韓国人という設定になっている。
妹の名はチャンア。
でも私は日本の名前をしらない・・・・^^;;
しかし、日本でも父兄たちから内容に対していろんな論議があったが
韓国でも同じですね。
子供たちに見せたくない漫画のひとつとして韓国の父兄たちもあげています。
でも、たぶん若い子たちでしょう。学生かな。
そういう意見に対して反発する声もあります。
よくないのならみなければいい、何で楽しんでみているものたちまで
放送停止要請とかして見れなくしようとするのか。
そんな意見とか、映画のチャングがどれほど感動的か知らないのか?
とか、そんな意見もちらほら。
でも、やはり私としても子供と一緒に見ておもしろいと思うこともあるけど、
実際、子供らしくないせりふとか、若い女の人を好きだったり、変な踊りするとこ
とかあまり子供にはみせたくないとおもうのは確かです。
たぶん父母の立場ではみんな思うのではないのでしょうか?
韓国ではクレヨンしんちゃんは成人向け漫画として作られたものだという
話がありますが、本当なのでしょうか?
あまりくわしいことはしらないので、日本であまり興味もなかったため・・・
でもそうらしいですね。
日本人の私よりも、日本語教えてる学生たちのほうがずっとよく知ってます。
私も日本人でありながら、韓国に長く住んでいると日本のことがわからなくなったり
して・・・・(笑)
日本語を勉強する学生たちは、みんな日本が好きで勉強している子たちが多いので
本当によく知っています。
感心するくらい。
日本語を勉強するきっかけが日本のアニメだという学生がとても多いのです。
日本のアニメはよく内容が悪いとか批判されることも多いのですが
その分影響を与えるものが大きく、若い人たちの興味を日本に向けて行く
その材料となっています。
漫画がきっかけで日本に興味をもち、日本が好きになってくれている
そんな学生たちをみると日本人としてうれしいし、
漫画の作者さんたちに感謝の思いもわきますね。
歴史的なものからくる反日感情も、昔に比べるとずいぶんよくなった気がします。
12年前始めて韓国に来たとき、知らないおじさんが私が日本人だとわかると
声をかけてきて、「竹島問題をどう思うか?」
といわれたときには本当に驚きました。
日本人として正直あまり何の興味もなかったことだったからです。
どっちの領土でも関係ないやという気持ちしかなかったから・・・
でも、韓国の方は本当に愛国精神がゆたかで
一般の人でも領土問題に対して真剣に考えているし、
日本人だときけばどう思っているのかと率直にたずねてくる。
そういうものに出会ったときに私は日本国民としてはずかしいなと
思いました。
自分に直接関係ないことだから、別にどうでもいい、日本は日本、
私は私。
そういう自分に。
でも、あれから10年以上たって、今では日本人だというと
みんな喜んで話をしてくれます。
でも、歴史的な過去のあやまちが消されているわけではないけど・・・
ただ昔のように日本人というと変な目で見られる、そんなものが
ずいぶんなくなったようです。
お年寄りの方とか日本語をよく知っておられるので(これも過去に日本のやったことですが・・)
喜んで日本語で話しかけてこられます。
韓国の方は結構話好きな人が多くて、話し始めるとずーと続いたり・・・
話がしんちゃんからとびましたが、とにかく
アニメのおかげでもあるかなと思います。
韓国の方々が日本をきらいだとばかりいわず、好きな国にも入れてくれるように
なったその原因にもなるからです。
韓国でもいろいろ言われてはいるけど、でも好きな人もたくさんいる。
クレヨンしんちゃん。
作者さん、早くみつかるといいですね。