2009年9月11日金曜日

辛い、塩辛いの韓国

甘いものと辛いもの。


昨日はそんなお話をしましたが、今日は辛いもののお話。



韓国の人は辛いもの大好きですが、でも中には例外もいらっしゃるんですね。


みんながキムチとか辛いもの好きなんだと思ってました。


でもよく聞いてみると、辛くてキムチが食べれない人もいるし

辛いのが体によくないという理由でわざとキムチを赤くしないで、

辛いものをいれず白く漬けて食べるという人もいました。


ある日、知り合いと何人かでタクカルビ(鶏のカルビ)を食べに行きました。


それがとにかく辛くて、韓国で慣らした舌なのにそれでも辛くてたまらないんです。

私は、一口食べては水ばかり飲んでました。


みんなはもちろん、おいしい、おいしいといって食べていましたが、

ひとりだけ、私のように水ばかり飲んでる人がいるではありませんか。


聞いてみるとその人は辛いものが苦手なようで、こんな辛いもの食べられないと

なげいてました。




それで、なーんだみんなおんなじじゃないんだって思ったんです。



でもほんの一部の人でしょうね。


ほとんどの人は辛いものが好きみたい。



うちの夫のお母さんもとにかく辛いもの好きで、何か料理してると、もっと唐辛子入れろ、


もっとコチュカル(唐辛子の粉)入れろって横から言ってこられます。



私としてはある程度からければいいのであまり入れたくなくて


少しだけいれて「入れましたよ~」と返事します。



やはり辛くすると「おいしく良く出来たね」といってよく食べられるし、


あまり辛くないと、あまり食べられません。



でもお母さんに合わせてしまうと私はちょっとしか食べられないし。




韓国の人って生まれたときから舌が辛さを感じる部分が弱いのかな。



なんて思っちゃいますね。





辛いのもそうだけど結構味がはっきりしてないと美味しくないみたいで、


塩味もけっこう強いです。



よく日本に旅行してきた人たちが言われるのは、日本食は味がしない。うすいって。



それと甘ったるい。って言いますね。



韓国の人みんながそうじゃないですが、けっこう塩味も強めに味付けします。


日本食のように、食材の味を引き出すような薄味は嫌われますね。




それも地方によって異常に塩味が強いところがあります。


慶尚南道の蔚山に行ったことがありますが、そこの食堂であった話。



カルビタンを注文したんですが、お店の人が出すときに「少し味が薄いかもしれないですよ。」


って言われたんです。


慶尚南道の方は料理の味付けが塩辛いと聞いていたので、よかったぁと思い


食べてみると、な、な、なんでこれが薄いっていうの???




まるで塩水飲んでるみたいなカルビタンでした。

こっちの人はこれが薄味と思っているのかと驚きでした。

キムチも塩辛いし・・・


まあ、お店によってちがうでしょうけどね。


こんなとこには住めないってそのとき思いましたね。



それと、言葉が全然わかんなくて、苦労しました。


ただでさえ韓国語そんなに上手じゃないのに、方言で話されると

いったい何語?というような感じ。


もちろん日本も一緒ですが。

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